ページ

2010年8月24日火曜日

ラスト・エピソード

巨悪は滅び去った、 " 封印 " ではなく、この世界から完全に消滅したのだ。。。二度と復活することはない。

そうして、我々の生きるこのちっぽけな世界は、また束の間の平和を取り戻したのだ・・・
しかしながら、その代償は大きかった~あの " 闇の黙示録編 " の時のような奇跡はついぞ起きなかった!!









※ 平和にはなったが、一番大切なものを失くしてしまった " くれない " ・・・いま彼の目に映るものとは?


・・・熾烈で壮絶な戦いだった、ヤツを倒すべく集まった皆がパワーを集結し~ついに追い詰めた。

だが、最後の悪足掻きと言えばいいだろうか・・・渾身の最期の力でもってこの俺に襲い掛かってきたのだ!


すでに、傷つきほとんど動くことができなかった俺は、半ば覚悟を決めたその瞬間・・・


同じく、力尽きていたはずの1号が・・・瀕死の俺を庇う盾となり、その身を挺して守ってくれたのだ。

そして、俺の無事を見届けニッコリ微笑んだっきり~1号はもう二度と再び動くことをやめてしまったのである。


確かに敵は滅び去った・・・けれど、失ったものはとても大きく、俺たちに深い悲しみを残したのだ。


その後、回収された1号は。。。むらさきアイリスの手で、蘇生を試みるがそれは叶わなかった。

半永久であるはずの動力は、まだ機能していたのだが・・・何をしても意識が戻らない。


彼ら最高峰の能力を持ってしても、その原因はついに解明できなかったのである。



・・・俺は、永遠に大切な " パートナー " である彼女を失ってしまったのだろうか?



少し時は流れ、また何事もなかったかのように人々は、いつもの暮らしについていた。

ここ、またもや破壊されてしまったモザイク・グラスは・・・まだ復旧の目処なく更地となっている。


いまはこの地下において、来るべき未来に備え・・・静かに安置されている俺の1号だが、

もっと科学なり、技術力なりが進歩すれば、再び彼女を目覚めさせられ~再会することもあるだろう。


~幸いにだが、俺には彼女を待つことが出来る " 吸血鬼 " としての悠久の命がある。



いつの日か~そうだな、まぁ " 3千年 " もあればいいかもしれないが~その未来には、

きっと、1号とまた楽しく暮らしているだろう・・・その時を夢見て、いまはただのんびりと待つ事にしよう。




・・・おわり。



ナレーション 「・・・本当でしたら、これから敵との戦いが始まるという展開のはずなのに、

こちらの一方的な事情により、そうした重要なお話をいっきにすっ飛ばしましてのラスト・エピソードです。


足掛け2年以上に渡り~お送りしてきた一連のシリーズ " 空想紙芝居 " 一先ずこれにて幕を降ろします。

最後まで、中途半端な作品群でありましたが・・・いままで、ご覧いただき誠にありがとうございました w



・・・またの機会がありましたら~その時に、再びお会いすることいたしましょう。」









※ いままで、ありがとうございました・・・SLと出会い、よかったと思います~ご縁があれば、何れまた w

2010年8月20日金曜日

無期休載のお知らせ








長い間、ブログを続けてまいりましたが・・・RL事情の都合により、期限なしの休載となりました。



たくさんの方々に、たいへんお世話になりとても感謝しています。

いつかまた、お会いできますことを願っております・・・これまで本当にありがとうございました。


※ ・・・とかいいながら、突然復帰するかもしれません~その時は、また読んでいただければと思います。



くれない

言葉は凶器

どもです・・・SLの世界に身を投じて、この秋が来れば~はや3年の月日が流れ去ろうとしています。

ネットの世界に飛び込んで、もうすぐ10年・・・思えば、いろいろな出来事がございました。
もちろん、楽しいこともいっぱいありましたが、その逆に~悔しくて涙した日も少なくはありませんでした。








※ 自分自身の分身であるアバター " くれない " との関係も~もうすぐ3年を迎えようとしております。


思い起こせば、PCを購入して・・・ADSLの8Mでネットを始めたのが2000年の年末でした。


ある意味、いまもそうですが・・・何をしたらいいのかわからないまま、PCを起動する毎日だったと ^^;

最初に飛び込んだのは、所謂チャットと呼ばれる世界で~まったく知らない人たちとの接触です。


元来、人見知りという性格だったもので、例えこちらの姿が相手に見えなくとも、

おいそれと、積極的に自分から話しかけたりはできませんでした・・・それは、まぁ今でもそのままですけど w



いくつかのその手の場所を訪れてはみたのですが、最終的にしばらく居つくことになるのが、

 " yahoo!メッセンジャー " で、そこでネット上の友人や知り合い多数ができることになるのです。

※ 目的の部屋にいても、すぐには会話に参加できるはずもなく~基本、ROMってました w


けっこう、いい歳になってから始めた訳ですが~初期の頃は本当にひどいもので、

俗に言う・・・厨房みたいなもんだったかもしれません。。。ただ、知識もないのでショボイもんです。

そうはいっても、荒らし行為やイタズラなどはしてませんよ・・・言葉の使い方が乱暴だったくらいで (謎)



今回のタイトルにあるように、「言葉は凶器」です・・・特にネットでは相手の顔も見えないですし、

その使い方次第では、人を死に追いやるほどのものすごい威力を発揮したりもします。


我々は、そんな言葉・・・ " 文字 " によって心を動かされ感動し、喜びもすればまたひどく悲しみます。


自分自身、意図しないところで他人を傷つけたり~傷つけられたりしてきました。

こういう行為は慣れるものでもないので、そうならないように学習はしますが全てを回避できないようで・・・



リアルの世界でもネットの世界でも、ある程度は同じだと思うのですが、

どうやってもわかりあえない人とは、結局・・・縁を切るしか方法はないのかもしれません。

※ リアルだと、仕事や学校の関係上・・・それがしたくてもできないという問題もありますね。


言葉は凶器」です・・・諸刃の刃を持っています。。。相手を傷つけ、また自分も傷ついてしまいます。


経験を積んだ人ならば、そこは耐え忍び・・・見て見ぬ振りをしたり、放置できるのでしょうけども、

いつまでも大人になりきれない自分は、ついそこに飛び込んでいき~要らぬ怪我を負う破目に w



ネットだから、ゲームだから何をしてもいいんだ~という考えは、やはり至極愚かな事だと思います。

※ ネットなので、年齢や性別関係なく誰にでも " タメぐち " という制度にも、未だに慣れません ^^;



・・・その弱さ故に、言葉で武装するという対策もあるかもしれませんが、

姿は見えなくとも、相手は同じ心を持った人間なのだと・・・いま一度認識すべきではないでしょうか。


※ また偉そうな言葉を並べている " オマエ " はどうなんだよ?・・・と問われると正直、全然です!









※ 人は所詮、争う生き物なのでしょうか・・・この世界から戦争がなくなる日は、やってくるのでしょうか?