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2010年8月18日水曜日

黄金色のレザーバッグ

それは、季節外れに咲き乱れた真っ赤なチューリップがみせた・・・つかの間の幻だったのかもしれない。

・・・その男は、チューリップ畑のほぼ中央から現れ出るように突然靄と共に姿をみせた。。。
その姿格好に見覚えは、充分にあった・・・いつも鏡などで見ている " 自分そのもの " だったからである!











※ 新くれない V.S. 旧くれない・・・はたして時の次元でも崩壊したかのような不思議な構図なのだった。


そいつは、迷うことなくオレの方を目掛けてこっちへヅカヅカと歩いてきた。


何か違和感を感じたので確かめてみると、どうやらオレは以前の姿になっているようだった。

そう、それはまだ探偵事務所を始めたばかりのさらさらヘアーの髪型に何故か戻っていたのである。


さっぱり理由などはわからないが、ただぼーっと考えていても仕方ないので、

ちょうど目の前にいるもうひとりのオレに聞いてみることにした。


くれない 「よぉ~いったいどうなってんだ?・・・事情を把握してるのか、そっちのオレ。」


くれない 「さぁな、よくわからん・・・気づけばそこに立っていて、目の前に昔のオレがいたんだ。」


どうやら、あっちのオレもはっきりと訳がわかっているのではないようだ。


くれない 「まぁ、この世界は摩訶不思議な出来事がいくらでもあるからなぁ~そっちのオレ w 」


くれない 「そだな・・・この世界の神様は、至極気まぐれだなのだと~どっかで聞いた気がするしな (謎)」


さすがはオレだ・・・こういう事態でも、あんまし緊迫感がないというか~無頓着というか。。。


くれない 「う~ん、感じた通りであるなら・・・どっちも本物のオレってことなんだよなぁ ^^; 」


くれない 「まぁな・・・ " くれ " とかが化けてるって事じゃないのは、確かにわかる。」


くれない 「オレがおまえで~おまえがオレで・・・なんかの歌の文句でもあるまいしな w 」


その時だった・・・背中に背負ったレザー製のバッグがふいに輝きだして、辺りの空間を歪め始めたのだ!

実際に見えた訳ではないのだが~背中の「」という文字が「」という文字になった感じがした (謎)


くれない 「おっ・・・なんだか、サービスタイム終了のお知らせのようだぜ。」


くれない 「そうなのか?・・・そういや一瞬、世界がセピア色に染まった気がしたな。」


くれない 「まぁいいや、縁があったらまたどっかで会おうぜ~そっちのオレ w 」


くれない 「あぁ・・・そうだな、お互いいろいろあるだろうが。。。またな、そっちのオレ。」


そう言葉を交わして、もうひとりのくれないの姿は消え失せて~見えなくなってしまった。

やはり夢でも見ていたのだろうか?・・・気がつくとオレはオレで、髪型ももう戻っていた。


ただ背中のレザーバックがいつになく輝いて " 黄金色 " を発していたように思う。

もしかすると、なんらかのの " 封印 " でも施されているのだろうか・・・ふっ、まさかな w




~そういや、さっき誰かがここに来て、何か呼びかけてったような気配が残っているのだが・・・ (謎)




・・・つづく。




ナレーション 「・・・またしても特に " オチ " がないお話なのでございますなぁ ^^;


これは、勢いだけでSSを撮ったはいいが・・・さて困ったぞ~という典型的なパターンっすね w

一応、前日チーフが書いてくれたお話しと一部シンクロしているようで~いとおかしっす (謎)


うちの物語は~俗にいう " ヤオイ " ってやつでして・・・まぁなんちゅうか、本中華 ♪  ←古いわ!


ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いすることにいたしましょう。」









※ きっと・・・さっき意識がない時に訪ねてきた相手は~このチーフチョビ太2だと思われますなぁ w

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