ページ

2010年6月6日日曜日

黒騎士バーバラ

その者は、静まり返った街の空でただ舞っていた・・・いや、求めるべき人物を待っていたというべきか。。。

黒いマントを羽織って、長い黒髪をたなびかせる彼女の名は・・・ " バーバラ " 、生業は黒騎士である。
己が真の意味で仕えるに値する主を探し求め、街から街へと渡り歩いてもうどれくらいになるであろうか・・・。





※ 厳しい修行を重ね、絶えず腕に磨きをかけてきた・・・魔道の術も嗜む " 魔法剣士 " バーバラである。


東洋の小さな島国に、 " サムライ " と呼ばれる卓越した刀の使い手たちがいるという。

バーバラは、どちらかというと精神論的には・・・西洋の騎士というよりかその東洋の武士であると言えた。


自分を鍛えるために、あらゆる苦行にも単身立ち向かい、全て打ち勝ってきた自負もある。


魔法という未知の世界にも躊躇無く飛び込んだ彼女だったが・・・いつしか周りからは奇異の目でみられ、

妬まれ、疎まれ、また忌み嫌われる存在となった・・・そして、自らを " 黒騎士 " と名乗るようになったのだ。



いろんな意味で強くなった彼女には、もう誰も逆らえるものなどなかったのだが、

そんなバーバラの心が満たされることはなかった・・・彼女には己が全てをかけて守るべき、

絶対的な存在がいなかったからである・・・彼女はいつも空虚であると感じていた。



数年前、生まれ育った故郷に別れを告げ、あてない旅に出たのだが、

いまだその目的が果たせないまま、失意の日々を過ごしているのが彼女の現状である。


バーバラ 「・・・どこかにきっといるはずだ、我が君よ~わたしをどうか導きたまえ!」


いったいいつになったら、彼女が求める " 主君 " に出会える時がやってくるのだろうか・・・。



・・・つづく。




ナレーション 「・・・はい、ようやく彼女にも名前がつきました~それがこの黒騎士 " バーバラ " です。

今回は、彼女の設定も紹介がてら、ついでに番外編なんかも発表しておきましょうって感じっすね ^^;


毎度のことですが、なんかよくわからないまま~とりあえず、書いたよってえへへ・・・ってなもんで (謎)


しかし、こうして1回でもお話を書いてしまうと~急速に忘れ去られてしまい・・・次がもうないかもですが、

きっとまた会えるであろうと信じ、それまでの間・・・しばし休息していていただきましょう w  ←おい!


ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いすることにいたしましょう ♪ 」



※ 続編はあるのか・・・どっか他の作品に出てくるのか~まったくの未定っすけど、またヨロシクね w

0 コメント:

コメントを投稿