突如、主任研究員のゾラより緊急の連絡が入り、そうのんびりと時間を過ごす訳にも~いかなくなったのだ!
・・・それは、ある敵対する組織によって " 脅迫状 " ともいえる取引を申し込んできたという内容であった。
送信者 SSいろいろ |
※ こ、この女性は!・・・長らく消息が不明のままだったあの " ちょびママ " さんではありませんか !?
その内容というのは、 " そちらの親しいご婦人をあずかっている、引き渡すから封印の研究を全てよこせ "
~的な、幼稚で乱暴なもので~おそらく、むらさきの真の恐ろしさを知らぬ無知な組織であると推測された。
※ ちょびさんは、むらさきの研究所に食事の配達などで出入りが多いため~そう認識されたらしい。
まぁ当然のことながら、一瞬のうちに組織は壊滅したわけで・・・あっさり事件も解決しようとしていた。
むらさき 「・・・わたしに手を出そうだなんて、百億光年は早いというものだよ。」 ←それ距離だって ^^
こと " 封印 " 研究において、世界的に名を轟かせている彼にはこうした無謀な輩の接触も多く、
こういった類の陳腐な現象もそれなりに起き・・・無駄に時間をとられることも~しばしばあったのだ。
むらさき 「ちょっと待たせてしまったね、すまなかった・・・迎えに来たよ " ちょび " さん。」
ちょびママ 「・・・ううう、また捕まってしまったわ。。。」
そこに磔られていたのは、モザイク・グラスのオーナー・・・ " ちょびママ " その人であった。
髪がかなり伸びて、若干印象は変わったが~あのよく誘拐されていたちょびママさんがそこにいたのである。
ちょびママ 「あぁ~ん、怖かったわ・・・でも、きっとむらさきが助けに来てくれるって信じてたの w 」
そういいながら、むらさきの胸へとまっすぐ飛び込んでいくちょびさん。
それをちょっと戸惑いながらも~受け止める " 闇の貴公子 " こと・・・むらさきであった。
むらさき 「・・・さぁ、帰りましょう~貴女のご帰宅をみんなが待っていますよ。」
しっかりと、お姫さま抱っこされて・・・漆黒の翼のむらさきにやさしく抱えられながらその場を後にした・・・。
そして翌日、彼の自宅へとお礼にやってきたちょびさんは、でっかい " カニ " と共に参上したのである。
ちょびママ 「・・・すぐお鍋にするから~いっぱい食べてね、遠慮なんてしちゃダメよ w 」
何人前の量があるのだろうか?・・・どでかい銅のお鍋にいっぱいのご馳走が瞬く間にできあがった。
せっかくの好意なので、それをペロリと食べてみせたむらさき・・・と、その様をじっとみつめてるちょびさん。
むらさき 「ちょびさんがいないと、こうして美味しい食事にありつけなくなりますからね。」
すっかり平らげてしまった頃を見計らって、またもやむらさきにヒシッっと擦り寄り抱きつくのだった。
ちょびママ 「ねぇ、食後に " 甘~いスイーツ " を用意してあるの~お代わりはもちろん自由よ ♪ 」
そういって、むらさきに可愛く唇をつきだしてみせる・・・少し妖艶な顔を伺わせるちょびさんである (謎)
ちょびママ 「う~ん、ほら・・・ここよ、とっても甘いわよ、う~~~んっ w 」
むらさき 「・・・おっと、あの件を緊急で片付けないといけなかったなぁ。」
軽くおでこにチュっと " キス " をして、その場からパッっと消えうせてしまう " 闇の貴公子 " であった。
ちょびママ 「もう!・・・また逃げられちゃったわ。。。いっつも、そうなんだから ^^; 」
実際、むらさきには " 小紅 " という婚約者をはじめ " アイリス " や " ゾラ " など、
多数の女性が彼を取り巻いており、「ライバル」には事欠かない状態であるのだ・・・なんだかなぁ~です。
それでも、逆に闘志を燃やし・・・勝利を夢見てる健気?な " ちょびママ " さんなのでした w
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おぉ、毎回のように誘拐されたりして~ひどい目にばかりあっていた初期のメンバー、
あの " ちょびママ " さんもご健在だった事がやっと証明されましたなぁ~ご無事で何よりでございます w
ちょびさんと言えば、誘拐されキャラもさる事ながら~ " しゅろ " & " 偽くれ " に求愛されたりとか (謎)
けっこうロマンスネタも多いのですが、やはり本命は " むらさき " ・・・だったという事でしょうか?
・・・彼が " 魔王 " だった時に~あの洞窟でいったい何があったのかは、未だに謎なのですけどもね ^^;
かなり番外編的な内容でしたが、楽しんでいただければ~これ幸いでありまっす ♪ ←ホントかよ?
ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いする事にいたしましょう w 」
※ どうやら、モザイク・グラスも再建されてるようですね~おや、後ろになんだか怪しい人影も w (謎)
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