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2010年6月16日水曜日

カラクリ仕掛けのドール

その人形はとうに朽ち果て遺棄された~元は戦闘用に開発されたバトル・ドールの一種だと思われるが、
それをどこからか~ " あの男 " がみつけて来て・・・この薄暗く異様に怪しい実験室まで~運び込んだのだ。

その男こそ、かの「闇の黙示録編」の真のを握っていた・・・あの魔人 " ボルド " その人なのであった!!







※ マスター・ボルドにより新たな生命を吹き込まれたカラクリ人形~彼女は " マリー " と名づけられた。


人形は打ち捨てられ泣いていた・・・端からデータを取る為だけの実験体に過ぎなかったからだ。

そして、その役目を終えた時、彼女を待っていたのは・・・中身を抜かれ無残な廃棄物と化す運命だったのだ。


数多くの過酷な実験を、身体中がボロボロになるまで繰り返され~そして、最後には廃棄処分となった。


その悲しい魂の叫びが、あのボルドに届いたのだろうか?~彼は彼女を見つけ出し、持ち帰ったのである。

何がどう、彼の心を動かしたのかは不明だが・・・ボルドはこの朽ち果てた人形を蘇えらせることにしたのだ。


ボルド 「もう泣かなくてもいいんだよ・・・キミは生まれ変わったのだ、さぁ、立ち上がりなさい。」


彼は、以前にも " ちょび1号 " や " ~2号 " をアイリスを影から操って創り上げたという経緯があった。


今回もそのの能力を使って、彼女のボディに色々なカラクリを仕掛け~

そこにいくつかの封印を施し・・・半永久的に稼動することが可能となる " 精巧な人形 " として、

いや~限りなく人間に近い擬似生命体として、新たに誕生させたであろうことは想像に難くないことだ。


ボルド 「そうだねぇ、名前が必要になるな・・・そうだ、キミはいまから " マリー " と名乗りたまえ。」


マリー 「はい、マスター・ボルド・・・わたしの名前は " マリー " です。」


ボルド
の不可思議な実力を持ってすれば、彼女の皮膚のひび割れた跡や、

背中に取り付けられたこれ見よがしな巨大ゼンマイなど無くすことはとても簡単であっただろう。


しかし、あえて残したのには~やはり何かしら意味があるに違いないと言える。



・・・こうして、マリーは忌まわしい過去と決別して、新たな人生を歩むことになった。


だが、この先にまだ何が待ち構えているのかも、全くわからないままの状態なのである・・・

そんな彼女の未来を、唯一理解している者がいるとすれば~それはこの " ボルド " だけに他ならない。



・・・つづく。



ナレーション 「・・・闇の黙示録編以降、消息がわかっていなかった " 大物 " のひとりがついに登場です。


あの恐るべき実力の持ち主~マスター・ボルドは、やはり無事に生きていたようでありました ^^; 

・・・このまま、この世界はまた一歩ずつ~破滅へと突き進んでいくのでしょうか? (謎)


ボルドが新たに創り出したカラクリ・ドールの " マリー " は、あの1号2号に匹敵するほど、

いや、それらをも凌駕する能力を有する可能性も低くはありません !?  ←超絶した人形ってこと?


さてさてこの先、いったいどうなっていくのでしょうか~さっぱり、わかりません w  ←おいおい


ではでは、またここで・・・この時間に~まったりとお会いすることにいたしましょう ♪ 」





※ 解き放たれたマリオネット " マリー " ~もう誰も彼女を束縛し、自由を奪う事などできないのである!

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