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2010年3月27日土曜日

愛の戦士・・・!

空中より、くれない目掛けて落下しながらの" 特攻アタック " を仕掛けてきたマチコこと、バトル・メイドに、
もはや危機一髪の状態であったが・・・彼がニヤリと大胆不敵に笑ったのには~理由があった。

次の瞬間、スカイ・カフェ前に広がる一面紫の花畑中央より、なんとあの1号が飛び出してきたのである!!




※ 間一髪の危ういところだったが~くれないを庇うように、マチコの前に立ち塞がったのは、1号であった!


マチコの決死のアタックを軽く片手で受け止め、ふたりの間に割って入ったのは、

くれないの頼れるパートナー、凡庸戦闘型アンドロイド・・・ " ちょび1号 " であった。


マチコ 「くっ !?・・・何者なの、あの攻撃を片手でかわすなんて、あんた人間じゃないわね!」


1号 「あいあい、あたしは愛の戦士!・・・その名も " ちょび1号 " さ w 」


くれない 「お~っ、助かったぜ1号、ちょっと駄目かと思って走馬灯がチラっと見えたわ (謎)」


すっかり1号の後ろに隠れて、相変わらずのん気な事を言っているくれないである。


マチコ 「ふん、とんだ用心棒の隠し玉を持っていたってことだね!・・・汚いよ探偵屋!! ! 」


くれない 「何言ってやがんだよ、そっちこそいきなり攻撃してきやがって~この、まいっちんぐマチコめ!」 


1号 「ここは、あたしに任せて・・・危ないからくれないはちょっち下がっててね。。。」


マチコ 「そうかい、そっちがその気なら~ " やってやるぜ! " ってことさ、覚悟しなよ。」


激しく燃え上がる女同士のバトルが、いま幕を開ける・・・くれないは、こそっと隅の方へと移動した ^^;

睨み合い火花を散らす両者、お互いが必殺の構えに入り~次の刹那、同時に動いた!


きらめく閃光が巻き起こり、スカイ・カフェ全体が怒号を上げて揺さぶられたあと・・・、

しっかりと大地に立っていたのは、紛れもなく1号の方であったのだ。


ちょっと腰をぬかしたくれないが、1号のもとへ這いずりながら近づいてくる。


くれない 「おいおい、・・・いくらなんでも、 " 衝撃波 " はやりすぎだったんじゃないのかよ?」


1号 「ん?・・・なんも問題ないよ、あのバトル・スーツはかなり頑丈そうだったし、

ちゃんと中の人間が気絶する程度にパワーは調節しておいたから、そのうち目が覚めるよ ♪ 」


くれない 「そ、そっか・・・ならいいか、わっはっはっ w 」  ←おい!


ニコっと・・・天使のように微笑む1号には、流石のくれないも~弱いのであった ^^;

念のため、花畑の中へと倒れたマチコを隠すように移動させて寝かせ、ふたりはスカイ・カフェをあとにした。


それから、数時間が過ぎた頃・・・ようやくマチコは気を取り戻し、事態を把握したようであった。


マチコ 「・・・う、う~ん、なんだったのさ、あの女の強さは~わたしが知ってるバトル・システムに、

あんな人間的な外見したものはないよ、まさか・・・サイバー・シリーズの新作って事もあるのかもだけど、

それにしても、これはまたあの白タキシードに叱られてしまうわねぇ・・・ " いや~ん、まいっちんぐ " 」


何やらずっと、ぶつぶつ呟きながら・・・マチコは変身をとき、元の姿へと戻った。

そして、その場を渋々去って・・・何処ともなく消えていったのである。


あとには・・・もう何事もなかったかのように、お花畑を見渡せるスカイ・カフェだけが存在するのであった。



・・・つづく。



ナレーション 「ついに!・・・今度こそ文字だけではなく、本物の " 1号 " が登場してくれましたね~っ w


くれないとは、相変わらずの " 迷?コンビ " ぶりを発揮してくれてまして、一安心ってもんです (謎)

まぁ、この頼りになる1号がいる限り・・・相当やばいことに陥っても、何とかなりそうですからねぇ ^^;


さぁ、またもや本編の如く、こちらの " メカ・シリーズ " も迷走してまいりました。  ←おいおい!

こっちのお話における " くれない " の立場は、ただのゲスト出演なのか、それとも、実は・・・ !?


ではでは~またここで、この時間に・・・またお会いいたしましょう ♪ 」



※ スカイ・カフェ " OPEN " 記念も兼ね、ロケ地にしてみました~よかったら遊びに来てくださいね w

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