それはもう何年も前のことになる・・・当時、タミーとスカーレットは同じチームに所属していた。
正式には、「Devil Monster Attack Team」・・・通称 " DMAT " と呼ばれる秘密組織で、
主に、非合法な活動を目的とした闇社会のルールに基づいて構成された・・・魔物抹殺部隊であった。
※ 数々の危険なミッションをこなしてきた " DMAT " にとって、まさかこれが最後の任務になろうとは !?
チーム全体の構成人数は、総勢13名・・・モヒカンがトレードマークの隊長 " ダンカン " を筆頭に、
彼以外のメンバー、12人の女性が各4名ずつ、A・B・Cのそれぞれ3チームに分かれて行動し、
基本、そのチーム単位ごとに、・・・熾烈で過酷な任務を着々とこなしていた。
※ 何らかの理由で・・・チームに欠員がでた場合のみ、常にその人数分だけが補充されるシステムだ。
ある時、任務に出かけたA・B合同チームが突然連絡を絶つという、これまでにはありえなかった事態に、
休暇中であったCチームにもスクランブル要請がかかり、急遽~その研究施設へと向かうことになったのだ。
・・・タミーとスカーレットの両名は、エルモア率いるそのCチームに所属する同僚であった。
Cチームのリーダーであるエルモアは頭脳明晰、射撃の腕も超一流の才女として知られ、
タミーやスカーレットの信頼も厚かった存在であったが・・・その彼女がまさか、瞬殺で命を落とすとは・・・。
タミー 「・・・エルモアたちとは、ほんの一瞬離れただけだったのに、どう思う?・・・スカーレット」
スカーレット 「そうね、エルモアほどの人物が・・・これは只事じゃない事態だわ。」
血だまりに沈み、もう動くことも忘れてしまったエルモアと、もうひとり・・・チームメイトだったスコッティの、
その半分に切断された無残な亡骸を見下ろし・・・ふたりは、これまでかってなかった戦慄を覚えるのだった。
・・・その後、先に単独で潜入していた隊長のダンカンとなんとか連絡がつき、
合流を果たすことになるのだが、そのポイントへ向かう途中にも元チームの一員だったであろう、
すでに物言わぬ死体たちが累々と転がっていたのを、まざまざとみせつけられる事になったのだ。
タミー 「・・・隊長、ご無事でしたか。」
ダンカン 「あぁ、おまえたちもよく無事だったな・・・生き残ったのは我々4人だけになってしまったようだ。」
ヒトミ 「・・・申し訳ありません、わたしがついていながら、こんなことになってしまって。」
そう口を開いたのは、今回のA・B合同チームのリーダーである栗毛色の髪をしたヒトミであった。
彼女は、Aチームの責任者でもあるが・・・ダンカンに次ぐ権限を持つ女性指揮官でもあるのだ。
ダンカン 「いまは、そんな事をどうこう言ってる場合でもないさ・・・しっかりするんだ、ヒトミ。」
4人の目の前には、かってBチームのリーダーだった者が生皮を剥がれた悲惨な姿で横たわっていた。
スカーレット 「わたしたちをここまで追い詰める相手なんて、いったいどんな敵なのかしら。」
ヒトミ 「・・・わからない、エキスパート集団の我々相手に、とても信じられないことよ。」
するとその時、ダンカンの目が異様に輝き・・・異質なモノへと静かに変貌していくのだった。
その刹那の瞬間を、スカーレットの特殊スコープと、ヒトミの心眼は逃さずに捕らえていたのだ・・・!!
ダンカン 「・・・ぅううううううう、ぉおおおおおおおお~~っ!! !! ! 」
タミー 「・・・た、隊長 !?」
・・・つづく。
ナレーション 「・・・はい、タミーとスカーレットの隠された過去編、 " その1 " でございます~っ w
ふたりは、幼馴染だっただけでなく~一緒に仕事をしていた時期もあったのですね・・・へー、そうなんだ ^^
いったい、どれくらい前のお話なんだか~ちょっとわかりませんが・・・この研究施設とは、
もちろん " 封印 " 関連の研究で、某国が極秘でしていた国家プロジェクトだったと言われています (謎)
この続きがどうなるのか、また次回以降わかってくると思うのですが・・・もうしばらく、お待ち下さいね。
ではでは~またここで、この時間・・・皆さまとお会いすることに致しましょう w 」
※ 以前紹介した " ひとみ " と今回登場した " ヒトミ " とは何か因果関係があるのでしょうか~っ? (謎)
" ゆーいち " ・・・って?
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・・・ども、かれこれまた半年が経ってしまいましたね~ってことで、例の如く更新しちゃいます
(謎)ブログを更新するにあたって、SS撮って加工しないといけなくなったんで・・・約5ヶ月振りにINしました
w5月くらいにラキボの前で落としたままだったのですが・・・まぁ~すっかり更地になった場所にポツンと ♪ ※ 神出...
13 年前
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