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2010年7月4日日曜日

小紅の封印

先ほど、くれないより「伯爵からのギフト」を受け取った小紅は~その足で、ある場所に向かったのである。

そこは、 " 伯爵 " と会うために用意された秘密の塔の一角で・・・地図はさっきもらった武器に隠されており、
その現場へは、伯爵小紅へ派遣している使い魔の黒フクロウが運んできてくれたという訳なのであった。





※ 伯爵が鋭い眼光を発し~小紅にかけられていた封印を解くと、そこには以前の " 小紅 " の姿が・・・!


黒いフクロウに案内されてきたのは、厳重な結界が張られた古城の片隅にある朽ち欠けた塔であった。

小紅が姿をみせると・・・空間がゆがみ、その蜃気楼の向こう側から伯爵がすーっと現れたのである。


小紅 「ご無沙汰しております・・・伯爵さま。」


伯爵 「・・・うむ、・・・そなたも、・・・息災そうだな、・・・小紅よ。」


小紅 「・・・先ほど、くれないくんからコレいただきました。。。どうも、ありがとうございます。」


伯爵 「・・・そなたなら、・・・それを、・・・使いこなすことも、・・・また可能であろう。

・・・だが、・・・今日、・・・ここへ呼んだのは、・・・それのことではないのだ、・・・例のあれについてな。。。」


小紅 「ん、あれ・・・と申しますと?」


・・・この伯爵の用件については、いまの小紅に思い当たる節はなく、まったく検討もつかない様子であった。


伯爵 「・・・いよいよ、・・・その時期が、・・・来たようだ、・・・そなたの、・・・封印を解くと致そう。」


そういうと伯爵は、小紅の返事を聞くこともなく~一気に己が力を増幅させて、

彼女自身が自らその身にかけていたある " 封印 " を閃光とともに解き放ったのである!


小紅 「・・・っくぅ~!! ! 」


短い苦悶の声をあげた小紅だったが・・・その姿は、封印屋エリンから最近の小紅の姿に、

そして、さらに~本来あるべき姿である・・・ " 小紅 " へと次々に変化していったのだった !?


伯爵 「・・・先の戦いにより、・・・己の持つ、・・・凄まじい能力を知ったそなたは、・・・悔いてしまい、

・・・戦いが終結したのち、・・・自らの力を封印してしまったのじゃ、・・・して新しい姿を持つことにより、

・・・自分を覆い隠してしまっての、・・・しかしまた時は動いた、・・・自分自身と向き合うのじゃ、・・・小紅。」


小紅 「・・・そうでしたわね、あの時、何もかもが怖くなって。。。自分で自分を封印したんだったわ。」


そんな小紅をみつめる伯爵の紅い瞳は・・・どことなく温かく、そっと彼女を包み込んでいた。


伯爵 「・・・さぁ行くがよい、・・・そして、・・・信じる者たちと、・・・再び立ち上がるのじゃ!」


小紅 「はい、わかりました、それでは伯爵さま・・・またお会いいたしましょうね。」


そう言って笑顔で返事した小紅は、いままで以上に~まばゆく光り輝いていたのだった。



・・・つづく。



ナレーション 「・・・な、な、なんとーっ、最近の小紅は~本来の小紅ではなかったのかーーーっ !?

そう言われてみれば・・・スキンが違うので、似てるけど別人だと言えなくもないんだけども (謎)


なんかよくわかりませんが~初期に登場していた " 小紅 " さんが帰ってきたっちゅーことですかね ^^;


ちょっと今回、説明不足が多いのですが~もう時間がありませんので・・・また次回にでも、

いろいろと補足させていただきたいと思います・・・それでは、お楽しみに ♪  ←おいおい!


ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いいたしましょう w 」  






※ こうして、並んでみると・・・ほんとによく似ている訳なのでございます。。。やはり同じスキンだから?

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