ここは、とある自然公園の中・・・白タキシード男が、同じムー財団のエージェントと待ち合わせをしていた。
その相手は、コードネームを " パール " という金髪の女性で・・・やはり諜報活動に長けており、
エージェントのコマンダーである " ゆーいち " に定時報告の為、この場所へとやってきた訳なのである。
※ 年齢不詳のコマンダー・ゆーいちと女スパイのエージェント・パールは華麗なステップで舞うのだ。
くれないたちの介入もあり、ここ最近あわただしくなっている状況を、
どこか楽しんでいる様子の白いタキシード男、・・・コマンダー・ゆーいちであった。
彼は、数名からなる " エージェント・チーム " を任されており、それを統括する立場にある。
たとえば、マチコのような戦闘に優れた者や、このパールのように情報収集が得意な者、様々いるのだが、
そのメンバーたちに的確な指令を出して、財団の利益になるようにするのがコマンダーの役目だと言えよう。
パールも以前、某国の諜報機関に所属していたエキスパートだったが、財団に引き抜きされた形になる。
いわゆる、名前も姿も・・・過去さえも捨てて、エージェントとして生まれ変わったひとりだと言うことだ。
ゆーいち 「・・・やぁ、お待ちしてましたよミス・パール。。。相変わらずお綺麗でいらっしゃる。」
パール 「まぁ、コマンダーこそ~よくお似合いですことよ・・・その白いタキシード姿が ♪ 」
ゆーいち 「はっはっはっ、これはまいったなぁ・・・普通に本気にしちゃいますよ。。。おっと、
残念なのですが、そうも言ってられない立場でして~さっそくですが、現状を報告していただきましょう。」
パール 「えぇ、もちろん了解しましてよ。」
そんな短いやりとりの後、パールは要点をささっとまとめて報告し、最後にUSBメモリを手渡した。
とかく原始的な方法だとは思うが、実際問題・・・一番確実なやり方であるとも言えるだろう。
ゆーいち 「ふむ、なるほどね・・・わかりました、では引き続き任務にあたってください。」
パール 「・・・はい、引き続き任務を遂行いたします。」
ふたりの事務的な会話を尻目に、目の前の池では~1羽の白鳥がどこ吹く風とばかりに優雅に泳いでいた。
ゆーいち 「そうだ、せっかくの機会です・・・1曲おつきあい願えませんか?」
パール 「・・・まぁ、よろしくってよ~あたくしでいいのなら。。。うふふ、光栄ですわ、コマンダー。」
その場で手に手をとったふたりは、軽快にステップを踏み・・・すべるようにダンスを興じ始めた。
時にやさしく~時に激しく情熱的に踊るふたりの姿は・・・まるで恋人同士のようにも見えるのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・過去をも捨てた女スパイ、エージェント・パールの登場編なのでございます。
ってか、また新キャラですか~やれやれどうすんだよって事ですなぁ・・・もう " いとおかし " っすよ ^^;
もやは、新キャラを出すために・・・このシリーズがあるといっても、過言ではないでしょう w ←おい!
そんな訳で、またもやちっともストーリーが進展しませんが~あしからず、ご了承くださいませっす ♪
・・・さて、作者さまは今頃、いったいどこにいるのでしょう? 答え:高知県のはず (謎)
ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう w 」
※ どうした、ゆーいち?・・・まさか立場を悪用してパール嬢を狙っているのか !?~職権乱用だぞ!! !
-
0 コメント:
コメントを投稿