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2010年4月25日日曜日

ローズマリーの香り

羊蹄山をあとにした小紅は、いくつかあるアジトのひとつに戻り、ローズマリーと作戦を練ることにした。

ローズマリーは、小紅より少し年上の家臣で~姫である小紅に幼い頃からずっとそばで仕え、
まるで本当の姉妹のように育ってきた間柄なのだが、その真の目的はいざという時の " 影武者 " なのだ。




※ 主従関係ではあるが~ふたりはとても仲がよく・・・互いに信頼していて、抜群のチームワークを持つ。


いつものように、主に対する礼節を持って真摯に控えるローズマリー


小紅 「いいのよ、ローズマリー・・・ふたりの時くらい、そんな事しなくたって。。。」


ローズマリー 「いえ、姫さま・・・こういう時だからこそ、きちんとけじめをつけませんと。」


小紅 「・・・はいはい、まったくお姉さんは言い出したら聞かないんだから w

あたしね、幼い頃からだけど・・・あなたのそばにいてその匂いを嗅いでいると、とても安心するの。」


そう言いながら、小紅は他人には見せない程の笑顔でローズマリーに接するのだ。


小紅 「でね、・・・あたしはちょっとやらないといけない事があるんで、しばらく姿を消したいのよ。」


ローズマリー 「・・・御意。」


小紅 「それで、悪いんだけど・・・また例のヤツ頼みたいのよ、お願いね・・・ローズマリー。」


ローズマリー 「はっ、何なりと、姫さまの仰せのままに・・・!」


その返事が合図となり、ローズマリーの姿は・・・一瞬のうちに、小紅そっくりの姿になったのだ。

・・・これが、ローズマリー小紅の " 影武者 " である本当の所以なのである。


ローズマリー 「姫さま、くれぐれも無茶をなさらないでくださいませ。」


小紅 「大丈夫よ、くれないくんみたいな反面教師がちゃんといるんだしね w 」



・・・つづく。




ナレーション 「・・・前回に続いて小紅さんの登場ですが、今回は、ローズマリーもちゃんといます w


さて、そのローズマリー小紅の関係は、何度も書いていますが、ずばり主従関係でございます。

ローズマリーは、凄腕の " くのいち " で・・・小紅のためなら、その命さえ犠牲にする事も厭いません。


今回証明されたのは、同じスキンにしてしまうと~本当に区別がつかないくらい似てると言う事です ^^; 

ふたりとも、シェイプは微妙に変えていますので・・・同じものではないのですけどねぇ~っ (謎)


ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう。」



※ 並んでみると、本当の姉妹のように~というか、同じ人って言われても納得してしまうほどですなぁ w

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