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2010年4月9日金曜日

ラブ&レター

春まだ浅いこの日・・・それでも桜が満開なとあるスカイ・カフェに、あのの闇探偵である " くれない " が、
ひとりの女性を待っていた~その女性の名は " ネーブル " 、いくつもの企業から追われてる身の上だった。

くれないは、このネーブルに対し・・・あるユニークな方法で接触を試みたのだが、はたしてその方法とは?





※ 警戒心の強いはずのネーブルであったが~何故か彼の前では自然と笑顔になってしまうようだ (謎)


巨大な緑色のきらめく機体に守られるように、彼女はスカイ・カフェ前の花畑に姿を見せた。

それをうやうやしく迎えにあがり、テラスにあるテーブル席へと招待するくれない・・・。


ネーブル 「あのようなものを殿方からいただくのは、はじめてのことだったと思いますわ。」


くれない 「・・・そうですか、いやしかし、だとしたら世の男たちはまったく見る目がありませんなぁ~ ^^;」


いろいろなやり方を駆使して、ネーブルの技術獲得に乗り出す企業などが多い中、

くれないが取った方法は、 " 情熱的なラブ・レターを書く " というちょっと意外なものであった。


くれない 「あの手紙にあったように、オレにはあなたが必要なんですよ・・・ただいてくれるだけでいいし、

まぁ、手が空いてるなら事務でも経理でもしてもらって構わない、何もかも自由でいいんですよ。」


ネーブル 「ふふふ、わたしの持つ技術力や頭脳ではなくて、わたし自身が欲しいと言ってくれたのは、

正直言って、あなたが初めてだわ・・・探偵さん、たとえそれが詭弁であってもうれしかったの。」


くれない 「確かに、あなたのように才能あふれるお方だから、どこからも引っ張りダコ状態でしょうが、

けれども、本当のあなたを知り、あなたの事を考えてる人っていないのだと思うのです~オレ以外にはね。」


ネーブル 「まったく、楽しい人ね~あなたって、つい信じてしまいそうになるわ。。。危ない危ない w 」


油断してはいけない相手とわかっていても、ネーブルはつい笑みを自然と浮かべてしまうのだ。


くれない 「はっはっはっ、そう簡単になびいてもらえるなんて考えてないですから安心してください。」


ネーブル 「・・・それに、さっきからずっとこっちを睨んでる、ピンクの髪の可愛い人の視線がねぇ ♪ 」


くれない 「うげげっ!・・・ったく、1号のやつったら~ありゃ目だけで人を殺せるかもしれんな (謎)」


ネーブル 「じゃあね、探偵さん・・・機会があればまた会いましょう~今度はふたりっきりでね ^^ 」


そう笑顔でいうと " フロッグ " に抱えられながら、どこかへ飛び去ってしまったネーブルである。


くれない 「ふっ、・・・ " 機会:チャンス " ってのは、つくるものなのですよ~ネーブル博士。」


何を考えてのネーブルとの接触なのか・・・ひとり残されたくれないはそっとそう呟くのであった。

いや、向こうで腕を組んで角が生えたように仁王立ちで待っている " 1号 " を見ないようにしながらだが (謎)



・・・つづく。



ナレーション 「~ますます不穏な動きをみせるようになってきた " 探偵さん " こと、くれないであります ♪


いまのところ、誰に頼まれたという事でもないようです。。。カリンの依頼とも、もうかけ離れていますしね。

・・・また興味本位で、引っ掻き回してくれるのでしょうか?~ほんと、やれやれなのでございます ^^;


ネーブルもまだ、自分の身の振り方については決めかねているようですね・・・どうなるのでしょうか。


し・か・し~、この " メカ・シリーズ " といいながら、ちっとも出ないままの主役機:UZ-99こと " メカ " w

あれからどうなったんだか・・・ってか、最後に出てきたのって " いつ " なんだよ!って話ですなぁ (謎)


ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いすることにいたしましょう。」




※ やはり女性なのです~ネーブルにとって " ラブ・レター " は予想以上に効果があったみたいっすね。

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