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2010年2月5日金曜日

アナザー・ドール

話は「メカ・シリーズ」の本編より、少し先になります~ " イミット " との対決によって負傷した " メカ " は、
メンテ及びデータ収集&解析の為、研究所内から動けず~代わりに急遽ユーズの元へ手配されたのが・・・

この " サイバー・ドール " の別機種、型番を " SD:MA-O " と言うもうひとつの試作機であったのです。



※ 友でもある " メカ " と離れ離れで不安なユーズに、あの手この手で接触を試みる~ " SD:MA-O "


本来、 " サイバー・ドール " システムは・・・異なる2チームで平行して開発が進められており・・・

既出の " ミネコ " を中心としたメンバーで構成されるカボスの研究所チーム所属 " SD:Ne×2 " と、
 " リリー・コーポレーション " 所属の精鋭メンバーで開発をした " SD:MA-O " の2機が存在する。


どちらも基本コンセプトは同じだが、その用途により異なるオプションを採用している点が違うのである。


外見も・・・、 " ミネコ " を模した " SD:Ne×2 (エス・ディー:エヌ・イー・バイ・ツー) " に対し、
" SD:MA-O (エス・ディー:エム・エー-オー) " は、操縦者の " 魔央 " をモデルにしたものになっている。


ネーブル女史に " UZ-00 " が強奪されている為、UZシリーズに在庫がないので、
苦肉の策として・・・また実働によるデータ分析と両方の意味で、今回特別に派遣された訳なのである。

※ " SD:Ne×2 " はミネコネーブルに近い関係でもあったので今回の派遣は見送られる事となった。


ユーズの身の安全をまず確保することが、結果・・・カボスの研究には必要ということなので、
動けない " メカ " に代わる他のマシーンをスポンサーである " リリー・コーポレーション " から提供され、
サポートスタッフらと共に、急遽やってきたのが・・・魔央の操縦する " SD:MA-O " なのである。


" メカ " とは違い " SD:MA-O " は女性型のマシーンであったのだが、やはりすぐには、
頑ななユーズの心を開くことができず・・・厳重な警備のもと、広大なガーデニング・プレイスにも、
散歩を兼ねて訪れてはみたが。。。なかなかに~打ち解けてはくれる気配はなかった。


しかし、別の場所で待機し・・・モニターにて遠隔操作する魔央の機転で、
" SD:MA-O " だけの装備、「ブルー・アバターモード」になることにより、興味を持ってもらい、
徐々にだが、ユーズは目の前にいるこの " サイバー・ドール " にも関心を持ち始めたのであった・・・。


ようやく笑顔も見せ始め、自室に戻ったころには・・・駆け寄って近づいてくる場面も見られるほどになった。


まったく、 " メカ " に対するようには~まだまだ遠いのだが、彼が戻ってくる間の数日なら、
何とかやっていけそうな~少しだが光明が見え初めて、魔央はじめ、現場スタッフ一同も安堵したのである。




・・・つづく。




ナレーション 「・・・今回は " メカ・シリーズ " のスピンオフ企画ともいえる " サイバー・ドール " に、

重点を置いて~さらに " 魔央 " ちゃんを投入しましての言わば・・・外伝的なエピソードでお送りしました。

※ これは、今後・・・ " サイバー・ドール " シリーズとしてお話をかくかも~って事なのか (謎)


まぁ、せっかく長時間キャンプでいただいて揃えた、素晴らしいサイバー関係のアイテムなので w

いろいろと活用できればなぁ~って、思ってはいるのですが・・・そんなアイディアもなく ^^;  ←おいっ!


~とあるハントにきていた " ユーズ " 嬢にご出演願って・・・今回のお話をかかせてもらった次第っす。


ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう ♪ 」



※ 撮影終了後、次回の重要な?小道具をつかって遊ぶユーズをスクープ!~ってネタばれじゃん (謎)

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