ここは " リリー・コーポレーション " のライバル社である~ " エンド・ヘブン社 " が所有している島で、
エリート社員たちだけが招待される~特別な保養リゾート施設でもあるが・・・普段は社長個人の別荘なのだ。
会社は代々 " バンペイユ一族 " が経営しており~現在は " ザーボン " がその代表として君臨している。
※ 自家用潜水艦で、揚々とやってきたのは・・・この島の所有者 " ザーボン・バンペイユ " であった。
ザーボンは、一族の中でも特に・・・ずば抜けた経営方針を打ち出し会社をさらに大きくしてきた。
「情報こそが、戦力!」という持論の基に~あらゆる方面にスパイを潜り込ませ、
業界最大手 " リリー・コーポレーション " の打倒を目標に、己の野望に向かって邁進しているのである。
そんな多忙な中、趣味の潜水艦に乗り・・・別荘へと、つかの間の休息をとりにやってきたのであるが・・・
ザーボン 「・・・なに?~誰もいないはずなのに、センサーに人影らしきものが映ってるぞ。」
それを確かめるべく、ザーボンは単身・・・アサルト・ライフルを手に、その地点へと急いだ。
そして、そこでみたものは、自分が雇ってカボスの研究所に送り込んでいる " ナツミ " の姿であったのだ。
ザーボン 「・・・ん、どうしてキミがここにいるんだ?。。。ここで、何をしている !?」
ナツミ 「まぁ、そんなもの向けられたままでしたら~恐ろしくて何もお答えできなくってよ。」
・・・だが、うっすらと笑みを浮かべるナツミは、言葉と裏腹にずいぶん落ち着いた様子である。
ザーボン 「くっくっくっ・・・まぁ、流石だよ~この状況でもまったく動じないその物腰、いいねぇ ♪
わたしが選んだだけはあるというものだ・・・じゃ用件を聞こうじゃないか、許可する~さっそく話したまえ。」
ナツミ 「・・・あら、あたしは社長さんに~ただお会いしたかっただけ。。。なのですわ。」
大きく丸いソファーに、どさっと横になるザーボンを尻目に・・・ナツミは涼しい顔でそう言ってのけた。
ザーボン 「ふん、わたしはそんな世迷言に興味はない・・・キミの仕事ぶりには感心しているのだよ。
UZシリーズの " ゴールド " の件だって、とても高く評価をしているのだしな・・・ナツミくん。」
ナツミ 「それは光栄ですけれど、いただいた仕事を遂行しているだけで~当たり前のことですわ。」
ザーボン 「・・・まったく食えない女だよ~キミは。。。まさしく現代に生きる " くのいち " そのものだな。」
さりげなく、ザーボンの横に寄り添い~妖しい微笑でいるが、本心を見せる事はないナツミである。。。
~間髪いれずすっと立ち上がり、彼女から距離をとって、己の潜水艦を満足げに見下ろすザーボン。
ザーボン 「・・・キミが我が社に不利益な事さえしなければ~何をしていてもかまわんのだよ。
わたしとて、有能なキミを失うのには忍びない・・・くれぐれも~その点だけは注意しておきたまえ。」
ナツミ 「暖かいご忠告をどうもですわ・・・社長さん、その言葉を肝に銘じておきましてよ。。。うふふっ。」
どこかお互いに真相を隠したまま、 " 雄タヌキ " と " 女狐 " の化かし合いはどうやら終結したようである。
~ふたりは、仕事上のみ臨時的なパートナーであるが、
油断したらいつ寝首をかかれるかわからないそんな間柄であり、
それさえも~承知の上での危険なお付き合いという事なのであろう・・・。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・まったまた性懲りもなく新キャラの導入ってどういうこっちゃ~っ!! ~ってことで、
登場しました " ナツミ " の雇い主、 " エンド・ヘブン社 " 社長の " ザーボン・バンペイユ " であります。
この作品ではカボスに続いて2人目の男性キャラですが~見た目はちょっと " ハード・ゲイ " っすね ^^;
当初は、お姐言葉でしゃべるキャラでいこうとも思ってたのですが・・・諸事情でやめにしました w (謎)
さて~彼は今後も物語にからんでくるのでしょうか~それとも、このまま・・・以下省略。 ←おい!
今回舞台となったのは、チーフがみつけてきてくれたSIMで~さっそく使わせてもらっちゃいました ♪
※ 前回のブログ・・・ "チーフって何者? " もあわせて~ご参照してくださいませ。
ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう。」
※ ぐ、ぐはーっ、これは・・・いわゆる " アン・ラッキー・チェアー " ってやつじゃないですか~うぎゃー!
" ゆーいち " ・・・って?
-
・・・ども、かれこれまた半年が経ってしまいましたね~ってことで、例の如く更新しちゃいます
(謎)ブログを更新するにあたって、SS撮って加工しないといけなくなったんで・・・約5ヶ月振りにINしました
w5月くらいにラキボの前で落としたままだったのですが・・・まぁ~すっかり更地になった場所にポツンと ♪ ※ 神出...
13 年前
0 コメント:
コメントを投稿