ページ

2010年1月17日日曜日

メカニカル・ボディ

それは突如テレポアウトして、少女 " ユーズ " の目の前に現れたのである・・・雄々しく立つその姿は、
全身を光り輝くアーマーに包まれた " メカニカル・ボディ " の局地戦闘型マシーン兵器そのものであった。

・・・そう彼こそは、ユーズの警護を目的に造られた、彼女の為だけに存在する専用の機械なのである!!






※ 鋼鉄の身体を持つ屈強のマシーンと少女ユーズとの奇妙な友情は、全てここから始まるのであった。


ソファーに持たれかけ、昼寝をしていたユーズは・・・部屋の空気が変わったことに気づき目が覚めた。

顔を上げると、そこには見たこともない " 異形 " のモノが立っていたのである・・・。


ユーズ 「・・・あなたは誰?。。。ねぇ、どうしてここにいるの?」


・・・ 「私ハ、アナタヲ守ル為ニ造ラレ、ソノ任務ヲ遂行スル目的デココニ来マシタ。」


ユーズ 「そう、じゃパパが言ってた贈り物っていうのは、あなたの事だったのね。」


ユーズの父は、ロボット工学の権威で・・・その筋では知らない者はないくらいの著名な存在である。

それ故、多忙で年中家を空けている事が多く、幼い頃母を亡くしたユーズはいつも家でひとりっきりであった。


それに近頃は物騒で、父であるカボス博士の研究を奪うために、
・・・ユーズを誘拐しようと企む悪い輩も出没する始末で、頭をいたく悩ませていたのだ。


ユーズ 「ちょっと前にメイドさんも辞めちゃってね、ユーズひとりでさみしかったの。」


・・・ 「コレカラハ、私ガズットオ傍ニイマスノデ、安心シテクダサイ。」


ユーズ 「う~ん、じゃあね・・・名前がないと不便よね。。。なんにしよっかな w 」


・・・ 「・・・、・・・・・・、・・・。」


ユーズ 「決めたわ~カッコいいメカニカル・ボディだから・・・ " メカ " って呼ぶわ、ね、いいでしょ?」


メカ 「・・・了解シマシタ、現時刻ヲ持ッテ、私ノ呼称ヲ " メカ " ト認識シマス。」


実際には、いくらカスタマイズされた特別マシーンとはいえ、製造された時の型番や名称はあるのだが、
そんな事など、ユーズが知る訳もなかったので・・・ある種ペット感覚で勝手に名前をつけてしまったのだ。


ユーズ 「ステキ、これで今日からもうさみしくなんかないわ~ずっと一緒にいてね、メカ w 」


メカユーズ様ガ、オ望ミデアレバ・・・ " メカ " ハイツモ一緒ニイマス。」


こうして、少女とマシーンは出会い・・・これからいろいろな事件が巻き起こるのでありますが、
それはまた、ちょっと先の出来事になります。。。またの機会がございましたらお話申しあげましょう。



・・・つづくのか (謎)



ナレーション 「・・・し、しまった~っ!。。。短編を1本だけ書くつもりが、プロローグになってしまった!!


チーフとなんとなくSSを撮っていて、本日分の枚数を確保したんで~加工にかかったのですが、

いざ本文を書いていると、やっぱり短くまとめることができず~タラタラと状況説明をしてるだけで・・・

けっこうな量の文章になってしまって~肝心の " オチ " にいくまでに至りませんでした (謎)  ←おい!


書き始めは、単発1本の予定だったのですが~それもかなわず、この結果になってしまいました ^^;


・・・相変わらずのこの体たらくですが、またテキトーにおつきあいしてくださいませ w



ではでは・・・またここで、この時間に~お会いすることにいたしましょう ♪ 」 





※ 可憐な少女、ユーズを守るため~父であるカボス博士は局地戦闘型マシーンを警護につけたのだ。

0 コメント:

コメントを投稿