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2010年1月26日火曜日

その男、カボス

この物語の小さなヒロイン、少女ユーズの父親にして・・・UZシリーズの開発総責任者、カボス博士。

自分の娘の為に、テクノロジーの粋を集めたマシーンを与えるなど、あまり常識がないと思われるが、
こと、ロボット工学においては超天才的で、彼に並ぶものがないと言われるほどの稀有な存在なのである。





※ ひょろひょろっとした風貌で、少し神経質そうな雰囲気を持っている~この物語のもうひとりの主人公。


研究に没頭するものにはありがちな、他のことにはいささか無頓着な性格なので、
己の興味ないことには、まったく関心がないというか・・・いわゆる世間知らずな一面がある。


そのことで、周囲にトラブルを招くこともあり、知らないうちに相手に反感を与えていることが多かった。

しかし、本人はその事にさえ気づいていないのだから、なおいっそう、性質が悪いと言えるだろう・・・。


同じ研究をしていたUZシリーズの共同開発者、ネーブル女史の想いもそうだが、
昔、研究所にいたリヲン(:当時は偽名を使用・・・)についても、まさしくそうだったのであろう。


・・・もしかしたら、娘のユーズに対しても、愛という観点からではなく、
実際はデータ収集の意味合いでのUZ-99・・・ " メカ " の個人目的での投入であったかもしれないのだ。


カボス 「・・・いいぞ、いいぞ、仕上がりは完璧だ。。。UZ-99、おまえはわたしの最高傑作なんだよ。

さぁ、テストは完了だ。。。今度はわたしの可愛い娘・・・ユーズを守っておくれ、頼んだよ~むふふ。」


UZ-99 「イエス、カボス博士・・・仰セノママニ、任務ヲ遂行イタシマス。」


これは、UZ-99UZ-00が模擬ファイトをした後の・・・カボスと " メカ " ふたりの会話で、
ここだけを捕らえてみても、・・・やはり、どこかしら屈折した考えの持ち主であることが伺えるだろう。


青年の頃のカボスは、絵がとても好きでよく描いていて、そちらの才能もあったのだが、
高度な教育を望む両親によって強制的に辞めさせられて、その道を志半ばで断念したことがあった。


こうした経緯などにより、彼はより屈折した人生を歩み、ほとんど他人に関心を持たなくなっていったのだ。


しかし、ロボット工学においてのずば抜けた才能があるため、いろんな企業がスポンサーになりたいと、
引く手あまたな状態なので、彼が生活に困ることはなく・・・好きな研究に没頭できる環境は整っていた。



ちなみに、UZシリーズの製作には膨大な資金と時間が必要なので、いま現在は・・・、
UZ-00UZ-99の2機しかロールアウトしておらず、しばらくはまだ量産体制に入る目処は立っていない。


今後・・・これからのカボス博士の動向にも注目していかなければならないだろう。


・・・つづく。



ナレーション 「・・・やっと姿をお見せする事ができました~彼が物語のキーマン、カボス博士であります。

この物語は、彼を取り巻く幾人かの女性が中心となって、繰り広げていくストーリーでもあるのです。


どこか胡散臭い人物なのですが、それなりに魅力があるのでしょう~女性で苦労、いや女性が苦労する、

・・・というタイプの人間なのだと思います。。。やれやれ、困ったちゃんだなぁ ^^;  ←おまえが言うか!


このカボスも、例によって例の如く~うちのチーフにお願いしてつくってもらったキャラでっす w  


え~っ、モデルですか・・・う~ん、特にいないって事にしておいてくださいませ、問題が起こるんで (謎)



ではでは、またここで~この時間に・・・再びお会いすることにいたしましょう ♪ 」




※ 世間にすれてない分、子供みたいに無邪気な一面もあるんで、そこに惹かれるって事もあるのかもね。

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